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今回のテーマ
『文化祭に合唱祭、運動会と行事が盛りだくさんの秋!!
学校に行けなかったとき、行事に対する想いはどうだった?参加した?しなかった?』
参加者 しーちゃん・ちーちゃん・ささかい・ハナタク・しずく
しーちゃん:時刻は夜7時になりました。生きづらいシンガーソングライター風見穏香の『大丈夫 ひとりじゃない』この番組は、「生きづらい系を生きやすく」をモットーに前回に引き続き、友人の高校生のちはるちゃんが発足させたプロジェクト、言葉の発信地「ヒカリテラス」のみなさんと一緒に生きづらい人たちに「ひとりじゃないから大丈夫だよ」とラジオを通して心を照らしていこうという番組でございます。
…ということで、今回もヒカリテラスのメンバーと一緒に番組を行っていきたいと思います。
みんな:イエーイ!やほーい!!
しーちゃん:今回から聞く人もいると思うのでね、ヒカリテラスとはなんぞや?という話をね、ちーちゃんからお願い致します。
ちーちゃん:はい、言葉の発信地ヒカリテラスは、「言葉の力でヒカリを照らす」をコンセプトに社会の生きづらさや、誰かの心の支えになるような言葉を発信していく、そんな居場所になれるように言葉の発信をしていくプロジェクトです。
しーちゃん:ありがとうございます!!そんなプロジェクトですが、前回に引き続き、メンバーがね、増えております。早速、自己紹介をしてもらいましょうか。新メンバー宜しくお願いします!
しずく:しずくといいます。えっと…現在、21歳でヒカリテラスに関わっているのは、私自身も、高校3年の時に不登校を経験をしていて、言葉を書いたりするのが好きなのでまっすぐな想いを届けられたらな、という想いで活動しています。お願いします。
みんな:今までで一番素晴らしい自己紹介だね(拍手)
しーちゃん:みんなもせっかくなんでね、今いるメンバーみんな自己紹介しましょうかね。
ちーちゃん:こんにちは。ちはるです。17歳です。この前食べたケーキがおいしかったです。
みんな:wwww
しーちゃん:何ケーキやねん!!
ささかい:ちなみに何ケーキ?
ちーちゃん:弟の誕生日ケーキ
ささかい:味は?ww
しーちゃん:ちはるちゃん、セブンティーン。よろしくお願いします!!
ハナタク:えー16歳のハナタクです。最近、卓球で強い人で勝てたので嬉しかったです。
ささかい:ささかいと申します。17歳です。作業場のパソコンのキーボードの「S」のボタンが押せなくなって嘆いていたささきです。
しーちゃん:てなわけでね、こんな愉快な仲間と放送していきたいと思います。よろしくお願いします。
みんな:いえい!!
しーちゃん:ということでね、今月11月ということで、行事事が盛り沢山な時期なんですけれどもね、みなさんにとって行事ごとというのは、楽しいイベントというイメージが凄くあるかと思うのですが、風見穏香的には、楽しくなかったなということで、ヒカリテラスのメンバーに聞いたらね、そんなことも多かったのでね、今回はその行事のエピソードなんかを聞けたらなと思います。我こそはこんなエピソードあったよ!って方は?
じゃあ、ハナタクくん。
ハナタク:中1の時にスキー合宿に行きたいなと思っていて、スキー合宿に行きたいと担任の先生に言ったら、それは当日行くんじゃなくて、事前学習もしっかり出てから行かなきゃだめだよって言われて。それも全部でなきゃだめだよと。
結論をいうと、毎時間しっかりと出て、休まずに出て、スキー合宿に参加できて帰ってきたのですが…。それで終わりじゃなくて、事前合宿も大変だったし。きついことだったり、大変なこともあって。
しーちゃん:行事ごとってみんなでやろうという空気がすごく強いなーと思っていて、確かに私たちも出られるのなら出たいけれども、プレッシャーは凄くあるんじゃないかなって思ったんだけど…。
ちーちゃん:計り知れなかったよね…。
しーちゃん:合唱コンクールとか「○○君の席用意しているからね」みたいなあの圧ってすごいなって思って。
ちーちゃん:特に合唱コンクールは、私の中学校、合唱に力入れているところで、合唱一ヵ月前くらいから練習するみたいな。学校行ってないのに、楽譜だけポストの中に入れられてて、練習しておいてねって。
しーちゃん:当日は?
ちーちゃん:一週間前から少しずつ学校行き始めて、当日も行くと思ったはいいけど、全然歌えなくて、めちゃめちゃ怒られるっていう。「なんで練習してないの?」って。おっしゃる通りなんだけど、すっごい怖かった。
しーちゃん:それでも行ったんだ…当日。
ちーちゃん:脅されて行った。
しーちゃん:なるほどね。その圧はすごいよなって覚えてるけど。行ったのがみんなすごいよね。しずくちゃんは行けた?
しずく:私は丁度この時期に不登校になったんですよ。
文化祭が終わったほんと数日後に不登校になった。一番最後に行った学校が文化祭っていう。このテーマにあっている。
その前から学校に行きたくなかったんですけど、行事だけはと思っていたし、盛り上がっている中、ここで抜けてしまったらがあったりだとか、行事だけでも来てとか、行事行かなきゃ卒業できないよだとか。圧はあるかなって
しーちゃん:行事いかなきゃ卒業できないとかもあるんだ。
しずく:そうだね…っていう学校もあるかもしれない。
しーちゃん:でも、行事をきっかけに打ち解けられたとかもあると思うんだよね。
私は高校生の時、ほぼ男子としゃべれなかったんだけど、行事をきっかけに会話ができるようになったなというのはあったりはするから、決して悪いことばかりじゃないとは思うんだけど。圧はすごい感じるよね。
ちーちゃん:確かに。
しーちゃん:合唱コンクールとかは深刻だよね。ポストにだけ入れられてて。それでも参加したのは素晴らしいなと思うけどね。
ちーちゃん:めっちゃ怖かった。担任の先生が、何がなんでも優勝したいみたいな感じで。
しーちゃん:学校側的にも、欠席者をだしちゃいけない。みたいのあったのかな。
ちーちゃん:出しちゃいけないというか。絶対全員参加で優勝みたいな、熱血すぎて。脅されて。
しーちゃん:でも、それで行ったのは素晴らしいわ。それ乗り越えたんだね。
ちーちゃん:乗り越えたけど、またそのあと、行けなくなった。
しーちゃん:そっか…そこで頑張れたのはいいけど、また行けなくなっちゃうよね。苦しいと思うわ。
ささかい:確かに僕の中学校もこの時期に、文化祭があって、各クラスで合唱して、順位決めようみたいな感じだったんだけど、僕の時は、担任がそこまで脅すとか、強くなくて。
「合唱この日にあるんだけど…行けないよね?そうだよね。」って軽い感じで。
みんな:ありがたい…。
ささかい:とりあえず、合唱に出なくてはいいから、放送委員の仕事をしろっていう。出られるんだったら、そっちでもいいからって感じで。
合唱としてじゃなく、放送委員としての選択肢も作ってくれたっていう。担任は柔軟の考えしてくれたなって。
しーちゃん:役割があるっていうのは凄く行きやすい感じがするよね。だったら行こうかなって気はするかもね。ハナタクが言ってたけど、「行事来られたんだから、また来れるよね?」みたいな圧があったりだとか。
ハナタク:「スキーが合宿に行けたんだから、その次の三送会も来れるよね?卒業式も行けるよね?」ということで、中一の時は結局しょうがないから全部行ったんだけど、中二になってから結構疲れちゃって、行きづらくなって…。
しーちゃん:やっぱり行くきっかけにはなるのかな。
ハナタク:ある意味、きっかけづくりにはなるのかな。でもそこで行こうかな、行かないかなって迷う。
ちーちゃん:いい意味でも悪い意味でもチャンスにはなるけど、そこで良かったか、悪かったかによって、今後変わってくるなーって。
ハナタク:その時の自分の気持ちもあるしね。
しーちゃん:あと、学校の文化祭とかって独特の雰囲気あるよね。私は苦手な感じだったから、とりあえず、本番それっぽくしといて、終わってからの放課後が私たちの文化祭だった。
みんな:wwww
しーちゃん:めっちゃ楽しかった。ほんとに。
ちーちゃん:何かにつけて競わせたがるから。みんなピリピリしてるんだよね。その中に入るのが怖かった。当時はね。クラス対抗とか。学年対抗とか。
しーちゃん:最近の幼稚園で、みんな平等だからって言って、ランキングをつけないっていうところもあるらしくて。
ちーちゃん:ランキングを付けないとは?
ハナタク:戦わせないってこと?運動会とかで、一位とか二位とかつけないってことかな。
ちーちゃん:みんな一位ってこと?
しーちゃん:勝ち負けということををやらせない。それはそれでどうなのかなって思うんだけど…
ちーちゃん:それは面白くない。単純に。
ハナタク:競争心がかける部分もあるのかなって。
ちーちゃん:まあ、それもあってもいいと思うけどね。
ハナタク:競わせていいものと競わせちゃあまりよくないものとあると思ってて。
しーちゃん:競わせちゃいけないものってなんだろうね…。
でも、競いあうことで一丸になれるのはあるなって気はするからね。
ハナタク:高めあえたりだとか…。
ちーちゃん:特に学校行事のカリキュラムってみんなが団結できるようにみたいのが、決められているらしいから。そうなんだろうなって。
しーちゃん:大事なところはきっと今までしっかりと学校も行けてて、長い歴史の中で、イベントごとがあるのはいいのだろうけど、イベントごとだけでも頑張ろうとか、そこだけでもおいでって、そこだけっていうのは本質からぶれてしまうのではないか。うまくいかないのかな
ハナタク:それまでの友達との信頼関係とかも築けてないだろうし。
ちーちゃん:でも逆に、中学三年の時は合唱コンがきっかけで、学校にいけるかもと思えた。絶対中一の時は学校行くもんかって思ってたけど。中3の時の合唱コンの時だけは本当に、いい思い出だったから。
しーちゃん:それは何が違ったの?一年生の時と、三年生の時の違いってなに?
ちーちゃん:一年生の時は、めちゃめちゃ厳しくて。もっと声ださなきゃだめ。もっと口開けなきゃダメ。なんで覚えて来てないの?みたいな、ピリピリしてたけど。
中3の時はそれをみんなで教えて、みんなで合わせようとか、すごく楽しんでたし、楽しめた。
しーちゃん:それは厳しかったのは先生が?
ちーちゃん:ううん、クラスの委員の子。
ささかい:ガチ勢だったのか。
ちーちゃん:中三の時もガチ勢だったけど、やり方が全然違くて、みんなに優しかったなって。私だけじゃなくて、できない子苦手な子もとりあえずやってみようっていう。
しーちゃん:人って面白いなって思うのが、やってよとかやりましょうって言われるとやりたくなくなっちゃうって不思議よね。
例えば、「あの冷蔵庫頼むから開けてきてくれない?」って強く言われると、なんでそんなに頼まれているんだろうって開けられなくなっちゃうよなって。
…いや、たとえ話が悪かった。
みんな:www
ハナタク:多分柔らかく「おいでよ」言われるよりも、切羽詰まって言われた方が、プレッシャーになる。
ちーちゃん:別に来ても来なくても大丈夫よみたいな。
ハナタク:そういうスタンスの方が、仮にいけないかもと思っても、逃げ道がある。こころに余裕ができる。
しーちゃん:それすごい大事だよね。なんか、学校においでとか、行かなきゃいけないとかじゃなくて、どっちでもいいんだよ、って言葉いいなって思って。選ぶのはあなただよってスタンス。
ささかい:その選択肢の押しが強すぎると抵抗しちゃうけど、ちょっとの力で押すと、安心していけるかも。
しーちゃん:行けなくてもいいんだよってこと受け入れてほしい。それを前提に「先生は来てくれたら嬉しいな」って。
いや、それは怖いなwwそれでと絶対来いよみたいだな。
ハナタク:そういいながら、裏では絶対来いよみたいになってそう。
ちーちゃん:参加してもしなくてもいいよ。参加しなくても見学だけでもいいよって。
ハナタク:そうそう、それは決めていいからねって。それはあなたの自由だからって。
しずく:私が学校いけたきっかけが、まさにそれで。学校にも行きたくないし、会いたくもないっていう状態だったんですけど、先生が自宅近くまで来てくれて、すっごいかわいい大好きな先生だったっていうのがあって、その上で、
「ほんとどっちでもいいんだよって、来てなくてもいいし、むしろ家で楽しんでる?
幸せな道であればどっちでもいいよ。もし、行きたいなら、こういう選択肢あるよ」って提示してくれて。その選択肢に行事があるのだとしたら、行きたいかも、行かないかもって、自分で選べるのかもって。
しーちゃん:それは凄くいい先生だね。
ちーちゃん:中高生っていう年齢、もう自分で選べる年齢じゃん。だから、行きなさいとかじゃなくて、選択肢があることで、選べるし、その選択に責任も持てるから。自分なりにね。
ハナタク:強制じゃないっていうかね。
ささかい:ちーちゃんに脅しをかけた先生のようではなく、一つの選択肢をものすごく押すのではなく、選択肢を一回渡して、本人にゆっくり選ばせるっていうのが一番やりやすいのかなって。
しーちゃん:まさに最近それだなって思ているのだけれど、これじゃなきゃだめとか、行かなきゃいけないだよとかじゃなくて、どれがいいか選択を本人にさせるのがいいんだなって改めて感じてますわ。
ハナタク:行かなきゃいけない、っていう固定観念にとらわれている気がしてて。行かなくてもいい選択肢もあるってことを教えてあげたい。ちょっとでも、それを知ってくれたらいいなって。
しーちゃん:文化祭にしろ、学校にしろ、行かなきゃいけないではなく、行かないという選択肢もありながらも、行ったらいいんじゃないかなっていうのが一番ハッピーなのかなって。
ハナタク:本当に自分の心に素直に従って、行きたければいけばいいし、いかなくてもそれでいいんじゃないっていう。
しーちゃん:楽しい体験ができなくなるのも自分だしね。みんなでひとつになるっていう体験ができなくなるのも自分だしね。
ハナタク:自分が決めたら絶対後悔はしないしね。人から言われたら、後悔はするけど、自分で行かないって決めたら後悔はしないから。
しーちゃん:ちょっと私は泣きそうだわ。ハナタクからそんな言葉がでるなんて。
でも、ほんとその通りだよね。自分で決めたら。
今回、行事ごとは私たちにとって楽しかったのかなってエピソードだったのだけれど、これをきっかけに学校に行けるってこともあるかもしれないし、逆にそれが苦しかったり。
全ては自分で選択することが、選択肢をもらえるってことが大事っていう私たちなりの答えが出ましたかね。
これをもしね、先生とかも聞いてくださっている方もいるみたいでね。
ちーちゃん:ほー。
しーちゃん:押し付けるのではなくて、与えるっていう言い方でいいのかわからないけど、それが子どもたちにとっても苦しくない。そんでもって自分たちで選択をする。
ささかい:ぜひ我々の声を参考に。これからも。
ハナタク:ちょっとでも頭の片隅にでも残ってくれれば。
しーちゃん:素敵なご意見をありがとうございました。
ひとつだけ、ありがたいことに、今、スポンサー募集しておりまして。ご支援も頂いております。のちのちね、お礼だったりもしていきたいのですが、まずはね、ラジオを通してありがとうをお伝えさせて頂きたいなと思います。
みんな:ご支援いただいたみなさまありがとうございました。
しーちゃん:はい、ではね、これからもんね、みなさんの力を借りながらも、ヒカリテラスのみなさんと一緒にね、先生だったり、学校にいけない子だったり、親御さんだったりにね、ヒカリを照らせるような番組を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
また来月も来てくれるかな?
みんな:いいともー!
編集後記
文字起こし・記事執筆担当
今回、初ラジオ参加&文字起こし・記事編集をしてもらった、しずくちゃん。今は裏方に回って編集部のみんなをサポートしてもらっていますが、今回は記事執筆をお願いしました。とても読みやすくてありがたかったです!(しかも文字起こしが劇的に早かった!)
ちなみに、11月のラジオはとても深~い内容だったのではないでしょうか⁉ しーちゃんのラジオにお邪魔させていただいてから、約3か月ほどたって、ようやく話すのも慣れてきました。ぜひ、これからも応援よろしくお願いします♡
(しずくちゃんの代わりに、編集長が勝手に書きました。w)
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